アウディーA3 冷却水漏れ
アウディーA3を乗られているお客様から、「冷却水が漏れている」とのことで入庫。
ボンネットを開けて確認していくと、ウォーターポンプから漏れていたのを発見。
原因が分かったので、さっそく取り外していきます。
取り外した後、ウォーターポンプを見てみると、確かに漏れていた跡があります。
という事で、新しいものと交換していきます。
取り付ける前に新しいものと古いものの比較写真も撮っておきました。
少し見にくいかもしれませんが、漏れていた所なども分かると思います。
では、新しいものを取り付けていきます。
写真では伝わりづらいかと思いますが、少し中の方にあるので、取り付けていくのが大変ですが、元通り戻し作業は完了です。
無事に新しいものに取り替えられ良かったです!!
ウォーターポンプは、エンジンをちょうど良い温度に冷やすために冷却水を循環させる役目があります。
つまりウォーターポンプが壊れてしまうと、冷却水を循環させる事が出来なくなるのでオーバーヒートなどのトラブルの原因にもなります。
ちなみにですが、冷却水が漏れやすい箇所は、
・ラジエーター本体
・ラジエーターホース
・ヒーターホース
・ウォーターポンプ
になります。ウォーターポンプとは限らないので注意が必要です!
それから冷却水が漏れているか点検する方法については、以下の方法があります。
冷却水の温度が下がっているかの確認
車のメーターパネルに水温計があると思います。
その水温計の針が「C」を指していれば、冷えているという事なので大丈夫です。
リザーバータンクの液が範囲内にあるかどうかを確認
リザーバータンク(大体の車は透明な容器で色のついた液体が入っているタンク)の横の面に書いてある「Full」と「Low」の間に液があれば大丈夫です。
冷却水の色が変わってないか確認
冷却水の色がもともとは鮮やかなピンクや緑色(メーカーによって様々)ですが、それ以外の色になっていたら変色している状態になります。
皆さんの乗られている車も大丈夫か、一度確認してみるといいかもしれませんね
ありがとうございました
2021年09月07日 11:22