⛄実は大事!ブレーキオイル交換①⛄
こんにちは!洋自動車です。
先週日曜日から雪がちらつくことが増えましたね。
いよいよ冬本番です⛄
タイヤ交換はお済ですか?
路面が凍ったり、雪が積もる前に交換してくださいね!
本日はこだわりがつまったブレーキオイル交換を紹介します。
とっても大切なお話なので少し長くなりますが、読んでくださると幸いです?
皆さんがオイル交換といって思い浮かぶのはエンジンオイルの交換ですよね。
エンジンオイル交換は定期的に行っている方も多いはず。
では、ブレーキオイル交換は? 知らないという方も多いのではないでしょうか。
(潤滑剤として使用されるエンジンオイルとは違い、ブレーキオイルは圧力を伝える目的で使用されるため
ブレーキフルードと呼ぶのが正しいのですが、今回はブレーキオイルとして説明していきます。)
聞きなじみがあまりないと思われるブレーキオイル交換ですが実はとっても大事なんです!
エンジンオイル同様ブレーキオイルも使用し続けると劣化します。
劣化するとブレーキが効きにくくなるのです?
【ブレーキオイルの敵⚡】
ブレーキオイル劣化の主な原因は2つあります。
1つ目は熱です。
ブレーキを踏むとブレーキローターをパッドで挟んでホイールの回転を止めるため、
摩擦熱によりブレーキローターやキャリパーが高温になります。
常温と高温を繰り返すことによってブレーキオイルは劣化していきます。
2つ目は湿度です。
ブレーキオイルは湿度を吸収しやすいという性質があります。
そのため、時間経過とともにオイルには水分が含まれていきます。
水分を含むことによってオイルの粘度が下がり、ブレーキに圧力が伝わりづらくなることで、
ブレーキが効きにくくなるのです。
【とっても怖いべーパーロック現象?】
皆さんは”べーパーロック現象”って聞いたことがあるでしょうか?
ブレーキから沸点を超えるほどの熱が伝わったときに沸騰して気泡ができることがあります。
そうなるとブレーキペダルを踏んでも正確に力が伝わらず、ブレーキが効かなくなってしまうのです。
オイルより沸点の低い水が含まれることにより、オイルの沸点は下がります。
劣化し、沸点が低くなったブレーキオイルはべーパーロック現象が起こる確率が高くなってしまうのです。
ブレーキが効かないって怖いですね?
【実際にあったブレーキオイルの劣化体験?】
過去にブレーキを踏むと床板までついてしまうと入庫されたことがありました。
色々調査を行った結果、6年間一度もブレーキオイルを交換していなかったことが原因だとわかりました?
徐々にブレーキが効きにくくなっていたのですが、毎日乗っているとその変化には気付きにくいもの。
気付いた時にはすでにブレーキが効かなくなっているという事態に・・・
ブレーキオイルを交換するとことでペダルを踏んだ時のふわふわした感覚がなくなり
カチッとしっかり踏み込めるようになりました ❢
命を守るためにも定期的なブレーキオイルの交換は大切ですね!
次回はその大切なブレーキオイル交換の整備内容について紹介します。
次回も読んでくださるとうれしいです?
お読みいただきありがとうございました?